数あるマカオカジノ中でも、ザ・ヴェネチアン・マカオ(The Venetian Macao)は巨大リゾートとして有名です。
その名の通り、イタリアのヴェネチアをイメージして建設された高級リゾートカジノホテルです。
50,000平方メートルを超える巨大なカジノフロア
見渡す限りのバカラのテーブルとスロットマシンは圧巻です。
ザ・ヴェネチアン・マカオではホテルの1階に大規模なカジノフロアが設置されています。
世界最大規模のカジノ施設で、フロア面積は50,000平方メートルを超えています(驚)
そのため、フロントでチェックインして客室に向かうためには、カジノエリアを大きく迂回しなければいけません。
アメリカのラスベガスにあるヴェネチアンリゾートホテル&カジノよりも、広いカジノフロアを誇っています。
実際に入場してみると分かりますが、端から端まで見渡せないほど広いです(汗)
何も考えずに歩き回っていると方向感覚がなくなり、お目当てのゲームを探し出すだけで疲れてしまうかもしれませんね。
また、エリア面積が広過ぎるため、スタッフを見つけるのも一苦労します。
中国人観光客が多い
マカオは中国本土から近いということもあり、ザ・ヴェネチアン・マカオのカジノフロアで遊んでいる利用者の大半は中国人観光客です。
全体の割合としては中国人が80%程度、欧米人が10%程度、残りが10%程度くらいのイメージですね。
数あるマカオカジノの中でも知名度があるので、平日の昼間に入場してもある程度の利用者がゲームを楽しんでいます。
特に夜の21時~23時くらいが一番混んでいる時間帯です。
中国人観光客が大半を占めているということで、ラスベガスやヨーロッパなどの優雅な雰囲気はありません。
マカオカジノ特有の『ワイワイと中国語が飛び交っているカジノフロア』だとイメージして下さい。
カジノ内の喫煙所は汚い
非常に豪華で清潔感のあるカジノホテルですが、カジノフロアの喫煙所だけは汚いです・・・。
テーブルに飲み物が放置されていたり、床にタバコの吸い殻や灰が無造作に落ちていたりしています。
そのため、喫煙する場合はカジノエリアから外に出た方が良いかもしれませんね。
21歳以上から入場することができます
カジノフロアの各入口では、スタッフによる年齢確認が行われます。
マカオで運営されているカジノは年齢制限が設けられていて、21歳以上しか入場することができません。
明らかに21歳を超えている方に対しては年齢確認が行われないケースが多いですが、若い年齢の方にはスタッフから年齢確認が求められます。
スタッフから年齢確認を求められた場合はパスポートを提示すればオッケーです。
無料で入場できます
カジノフロアには無料で入場することができます。
入場するだけなら一切お金がかからないので、ヴェネチアン・マカオに宿泊した際にはぜひカジノフロアに足を運んでみて下さい。
もちろん何もゲームをプレイしなくても退出することができるので安心して下さい。
また、宿泊客以外でも入場することができます。マカオに観光で来ているなら、立ち寄ることも可能です。
厳しいドレスコードはありません
カジノといえば『ドレスコード』が気になると思います。
ザ・ヴェネチアン・マカオのカジノでは、他のマカオのカジノ施設と同様に厳しいドレスコードは設定されていません。
スーツやネクタイを着用する必要もなく、ジーパンにスニーカーといった普段着でも入場することができます。
但し、あまりにも肌の露出が多い服装やサンダルなど、周りの利用者に不快を与える恐れがある場合は入場を断られるケースがあります。
日本からマカオに観光に行く服装であれば問題はないので、安心して入場して下さい。
遊べるカジノゲームの種類は豊富です
ブラックジャックやバカラ、ルーレット、大小(タイサイ)などのメジャーなゲームだけでなく、ファストアクションバカラやドラゴンタイガーフォーチュンスピンなどの珍しいゲームも楽しめます。
ファストアクションバカラやドラゴンタイガーフォーチュンスピンは、サイト管理人の私もプレイしたことがありません・・・(汗)
バカラや大小のテーブルが多い
全体的にはバカラや大小(タイサイ)のテーブル設置数が特に多いですね。
中国人の間ではバカラや大小が人気があるということで、ザ・ヴェネチアン・マカオでも充実しています。
一方で、ブラックジャックは10卓ほどしかありませんでした。
全てのテーブルがオープンしているわけでなく、一部のテーブルのみでディーラーが座っています。
そのため、混んでいる時間帯はブラックジャックで遊べないこともあります。
スロットマシンや電子テーブルゲームは2,000台以上も設置されているので、どのマシンで遊べば良いのか迷うほどです。
ミニマムベットは高めに設定
気になるミニマムベットですが、マカオのカジノは隣の韓国のカジノよりも全体的に高めに設定されています。
また、マカオにあるカジノの中でもザ・ヴェネチアン・マカオは高いと思います。
主なゲームのミニマムベットと設置台数は下記のとおりです。
1HKD(香港ドル)は約17円です。(※2023年5月30日現在)
ゲームの種類 | ミニマムベット | 設置台数 |
---|---|---|
ブラックジャック | 300HKD~ | 10卓程度 |
バカラ | 300HKD~ | 多数 |
大小(タイサイ) | 300HKD~ | 多数 |
ルーレット | 200HKD~ | 15卓程度 |
スタッドポーカー | 200HKD~ | 不明 |
スロットマシン・電子テーブルゲーム | 10HKD~ | 2,000機程度 |
10万円ほどの予算を用意すると十分に遊べます
テーブルゲームのミニマムベットは200HKD~300HKDに設定されていますが、500HKDのテーブルが多いですね。
500HKDのテーブルで遊ぶ場合は1ベット約8,500円近くします。
そのため、長い時間遊ぶ場合はまとまった金額を用意しておきましょう。
ベットする金額によって異なりますが、しっかりと遊ぶなら最低でも10万円くらいの軍資金(予算)を用意しておくことをおすすめします。
もちろん軍資金が多ければ多いほど良いですが、カジノに夢中になり過ぎてどんどんお金をつぎ込む恐れがあります。
気付いた時にはスッカラカンになっていることも十分に考えられます(汗)
使い過ぎて後悔しないためにも、事前に用意しておいたお金だけを持参して遊ぶようにしましょう。
ハイローラーエリアも用意されています
ザ・ヴェネチアン・マカオのカジノフロアでは一般的な平場だけでなく、ハイローラーエリアもあります。
ハイローラーエリアとは、『大金を使って遊ぶ上客を対象にしたエリア』のことです。
いわゆるVIPルームと呼ばれているフロアのことですね。
1ゲームあたりのベット額が大きく設定されていて、何十万円単位で賭けることができます。
さらに金額を積んで100万円~1,000万円レベルでもプレイすることが可能です(驚)
メンバーズカードを作ろう
カジノフロア内に設置されているSands Rewards カウンターでメンバーズカードを作れます。
パスポートを提示してあなたの氏名と生年月日などの情報を記入するだけで、無料で作成してくれます。
メンバーズカードを作成すると、自動的にSandsリワードプログラムに参加することができて、さまざまな特典を受けることができます。
3つのグレードが用意
『ゴールド』『ルビー』『ダイヤモンド』という3つのグレードが設定されていて、グレードがアップすればするほどお得な特典を得られる仕組みになっています。
獲得したポイントに応じてグレードがアップしていきます。
最初は『ゴールド』からスタートします。6ヶ月で888ゲームポイントを獲得すると、『ルビー』にランクアップします。
そして6ヶ月でたった8,888ゲームポイントを獲得すると、『ダイヤモンド』にランクアップできます。
詳しいグレード特典に関しては下記のページで確認してください。
カジノで遊ぶ度にポイントが貯まる
プレイしたカジノゲームの種類やベット金額に応じてポイントが貯まる仕組みになっています。
ブラックジャックやバカラなどのテーブルゲームをプレイする際は、担当のディーラーにリワードカードを手渡すだけでオッケーです。
スロットマシンや電子テーブルゲームをプレイする場合は、リワードカードの挿入口があるので、プレイする前に差し込むことで自動的にポイントを換算してくれます。
貯まったポイントは、Sands Rewardsカウンターでポイントを交換することができます。
ポイントの交換レートは『1pt⇒1香港ドル』です。
カジノだけでなく、ヴェネチアン・マカオ内のレストランやショップでも割引特典が受けられます。
カジノだけじゃない!超豪華なリゾートホテル
ロイヤルスイート、ベラスイート、ヴェローナスイートなどが用意されています。
どのスイートルームもゴージャスでスタイリッシュなデザインになっています。
アミューズメント施設も充実
350店舗以上のショッピングモールや、40店舗以上のレストラン、さらには、エキシビジョンのエリアがあります。
エキシビジョンエリアでは、専用劇場ではシルクドソレイユのZAIAの公演も行われています。
アミューズメントパークとしての機能もありますので、女性やお子さんも楽しむことができます。
ザ・ヴェネチアン・マカオへの行き方
マカオは、香港の南西70キロに位置する半島と沖合の島からなる地域です。
ザ・ヴェネチアン・マカオはコタイ地区の中心に位置しています。
マカオ自体がそれほど広くないので、どこからでもアクセスがしやすいです。
無料のシャトルバスがおすすめ
ザ・ヴェネチアン・マカオに向かうのであれば、無料のシャトルバスを利用することをおすすめします。
マカオフェリーターミナルやマカオ空港、マカオサンズ、ボーダーゲートなどから無料のシャトルバスが発着しているので、非常に使い勝手が良いですね。
どこから乗車しても10分~20分程度で到着します。
マカオ国際空港
始発 | 10時00分 |
---|---|
終発 | 22時30分 |
発車頻度 | 15~20分間ごと |
到着時間 | 約10分 |
タイパフェリーターミナル
始発 | 7:30 |
---|---|
終発 | 翌2:40 |
発車頻度 | 5~15分間ごと |
到着時間 | 約10分 |
マカオフェリーターミナル
始発 | 9:00 |
---|---|
終発 | 24:00 |
発車頻度 | 5~10分間ごと |
到着時間 | 約15分 |
関閘検問所
始発 | 9:00 |
---|---|
終発 | 24:00 |
発車頻度 | 5~10分間ごと |
到着時間 | 約20分 |
タクシーには気を付けよう
タクシーでもザ・ヴェネチアン・マカオへ行けますが、ぼったくりに遭う恐れもあります。
そのため、頻繁に海外旅行をしている方以外はおすすめしません。
また、英語が通じないドライバーが多いので、中国語を話せない場合にも注意してください。
香港ドルでの支払いが可能ですが、おつりはマカオパタカで手渡されます。
所在地:中国マカオ望德聖母湾大馬路
カジノフロア面積:50,000㎡
<カジノゲーム>
1)テーブルゲーム
バカラ(300香港ドル~)、ブラックジャック(300香港ドル~)、ルーレット、タイサイ、ポーカーなど
2)スロットマシン・電子テーブルゲーム(2,000機)
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